予防歯科
当院の予防歯科の特徴
きむら歯科医院では、予防歯科に力を入れております。むし歯や歯周病などのお口の中の病気が発症したり、悪化や再発しないためには予防歯科はとても重要な役割を担っています。
専門の歯科衛生士が検査や治療、衛生指導を行うことで、1本でも多く自分の歯を残すことを目的にしています。
自分の歯を健康に維持することのメリットはとても大きく、当医院では20年前から担当歯科衛生士制をとり、一人の歯科衛生士が患者さまを、治療の開始からメンテナンスまで責任持って担当させていただいています。
当院の診療体勢について(歯科衛生士担当制など)
当医院では20年前から担当歯科衛生士制をとっており、患者さまごとに担当の歯科衛生士がつき、毎回同じ歯科衛生士が責任もって歯周病予防としての歯のケアや歯周病治療としての歯石除去を行っております。
同じ歯科衛生士が患者さまを担当することで長期的に経過をみながら、患者さまごとの生活背景などに寄り添いながらお口の健康管理をすることができます。
そのためには歯科衛生士のスペシャリストを育てる事が不可欠です。当院のスタッフは欠かさぬ研修により、常に向上心ある歯科衛生士であると自負しております。かかりつけ歯科衛生士として長くお付き合いいただきたいと思います。
予防歯科の重要性
歯を失う原因の約8割は歯周病と齲蝕(虫歯)であることがわかっています。 また、その歯周病と齲蝕はそれぞれ歯周病菌と齲蝕菌による細菌感染であることもわかっています。
これらを統合すると、細菌感染(歯周病菌と齲蝕菌)をしっかり治療、そして予防できれば歯を失う確率が大きく減ると言うことになります。
もちろんそれらを達成するには、日々のセルフケアの向上と定期的なプロフェッショナルケア(歯科医院でのメインテナンス)が重要であることも立証されています。
患者さまのお口の状況はお一人お一人が異なりますが、治療によって改善されたお口の環境を良い状態で保つために定期的にメインテナンスをしていくこともとても大切です。
小さな問題も早期発見、早期治療をすることで長く健康な状態を保つことが可能です。安心して長く通院していただくために、当院では歯科医師、歯科衛生士がチーム一丸となり治療にあたっております。
歯科医院でできること
メインテナンス(定期検診)について
メインテナンスとは歯周病を再発させず、健康な状態を維持していくための定期的な治療のことです。 治療が終了した後は、3~6ヶ月ごとの定期検診の受診をお勧めします。
メインテナンスでわかること
メインテナンス時には毎回検査を行います。
歯周病や齲蝕、かみ合わせなどの検査だけでなく、必要あればレントゲン検査を行うこともあります。
それらより、小さな問題を早期発見、早期治療をすることが可能になります。 また、生活習慣に関することもお伺いし、何か改善できることはないかなども専門的な立場からお話しさせていただいております。
メインテナンスの流れ
問診
口腔内診査
口腔衛生指導(OHI)
プロフェッショナルケア(PMTC)
メインテナンスの推奨頻度
患者さまの口腔内の状況によって推奨されるメインテナンスの間隔は異なります。一般的には、歯周病や齲蝕の活動性のリスクが高い方には2〜3ヶ月毎のメインテナンスをお勧めすることが多く、逆にリスクの低い方、リスクが下がって安定しておられる方には4〜6ヶ月毎のメインテナンスでも問題ない場合もあります。
もちろん、お忙しい時期や遠方よりの来院など患者さまのご事情もありますので、無理ない範囲でのメインテナンスの間隔をご相談させていただいております。
“次世代”の
メンテナンス療法
パウダーメンテナンスについて
パウダーメンテナンスとはスイスEMS社が生産した「エアフロー プロフィラキシスマスター」という歯面清掃機器を用い、平均粒径14㎛という超微細なパウダーで従来取りきれなかった歯石や着色を効果的に除去するメンテナンス療法です。
当院にはスイス製EMS社の最新式歯面清掃装置 「エアフロー プロフィラキシスマスター」をメインテナンスルームSPルーム3部屋すべてに完備しております。
パウダーメインテナンスのメリット
高い清掃効果
平均粒径14㎛という超微粒子パウダーのエリスリトールによるクリーニングは、歯にこびりついてしまった頑固な着色も、効果的に短時間で落とすことが可能です。
また、超微粒子パウダーが4mm以上の深いポケットにも届くため、より確実に歯周病を予防することが可能になります。
歯や被せ物を傷つけにくい
従来の研磨剤とブラシ、超音波機器などの機械的に擦り落とす方法と比べ、エアフローは歯や被せ物を削ったり、傷つけたりする可能性のきわめて低い超微粒子パウダーを用いる方法です。
歯や被せ物などの人工物を傷つけずに優しくケアできるため、メインテナンス時には非常に安心に処置を行えます。
歯石や着色が沈着しにくくなる
超微粒子パウダーにより、歯の表面の凹凸の内面までキレイになるため、処置後は歯石や着色などのバイオフィルムの再付着が起こりにくくなり、キレイな状態を維持することが容易になります。